阪神球団旗(2024年1月5日撮影)

2位の巨人が、広島先発の床田寛樹投手(30)の前に完投負けを喫し、「鬼門」のマツダスタジアムで広島に完敗した。

首位阪神とのゲーム差は今季最大の14ゲーム差に広がった。球団では08年に13ゲーム差を逆転したのが球団史上最大の逆転優勝だったが、13差のデッドラインを超えた。

3位DeNAは、首位の阪神に痛恨の逆転負けを喫し、首位阪神とのゲーム差が今季最大の16・5ゲーム差に開いた。

首位の阪神が、貯金を今季最多の28とした一方で、2位の巨人は勝率5割に逆戻りし、3位のDeNAは借金5となり、阪神が貯金を独占する。

昨季は、3位のDeNAが貯金2でCSに進出。2位の阪神をCSファーストステージで撃破し、貯金18の巨人をCSファイナルステージで破って、日本シリーズに進出し、「下克上」で日本一に輝いた。

昨季は、3位DeNAとリーグ優勝した巨人とのゲーム差は8ゲーム差。今季は、何ゲーム差となるのか、また借金を抱えた中での進出になるのか。阪神が首位を独走する中で、2位以下のチームの成績にも注目が集まる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 貯金独占で阪神が首位独走の裏で気になる2位以下の成績 昨季は3位DeNAが貯金2でCS進出