広島対巨人 審判に選手交代を告げる阿部監督(撮影・梅根麻紀)

<広島4-1巨人>◇26日◇マツダスタジアム

巨人が、広島先発の床田の前に完投負けを喫し、「鬼門」のマツダスタジアムで広島に完敗した。

1回に先発の戸郷翔征投手(25)が、無死から連打を浴び、モンテロの適時二塁打で先制点を献上。さらに末包に犠飛を許し、2点目を奪われた。

2回以降は粘ったが、7回に2死一、三塁から中村奨の適時打で追加点を献上。3点ビハインドの8回に代打キャベッジのソロで1点を返したが、8回にルーキー宮原が菊池にダメ押しの適時二塁打を浴びた。

阿部慎之助監督(46)は「同じ投手とずっと何回もやってて、こちらのミス。的確な戦略というか、そういうのをできなかった」と敗戦の責任を背負った。

首位阪神とのゲーム差は今季最大の14ゲーム差に広がった。球団では08年に最大13ゲーム差を逆転したのが球団史上最大の逆転優勝だったが、とうとう13差のデッドラインを超えた。

対広島戦は今季7勝9敗1分けとなり、敵地マツダスタジアムでは2勝7敗。23日のDeNA戦で3連勝を飾り、一時は貯金が2まで増えたが、再び勝率は5割に戻った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】首位阪神とデッドライン超え14差 過去最大の球団の逆転優勝は08年の13差