西武対日本ハム 5回裏、戦況を見守る新庄監督(右)(撮影・河田真司)

<日本ハム2-2西武>◇26日◇ベルーナドーム

2位日本ハムが今季3度目の引き分けで首位再浮上を逃した。

1回に清宮幸太郎内野手(26)が先制打、3回に石井一成内野手(31)の4号ソロで2点を先行した。

前カードのソフトバンクとの天王山で3連勝した勢いのまま優位に進めていたが、5回の好機で本塁打と打点のリーグ2冠王、フランミル・レイエス外野手(30)が5回に代打を送られて途中交代。7回には先発の達孝太投手(22)が4連打を浴びて同点とされた。延長戦でも決め手を欠いた。

ソフトバンクが敗れていたため、勝っていれば首位再浮上だったが、引き分けでゲーム差なしの2位にとどまった。

野手陣の“お見合い”や2失策もあった中で引き分けに終わった試合後の新庄剛志監督(53)の一問一答は以下の通り。

「今日は勝っとかなあかん。同点じゃ意味ない。今日はなんとしても勝って、乗っていく1つのポイントの試合だったから。悔やまれますね、今日は。でも、選手たちはね、最後まで一生懸命やってくれたのはいいんですけど、やっぱり細かいミスを減らしていかないと同点にされるっていう。勝ち切れないですよ」

-達の投球は

「いや、ゲームつくりましたよ。十分、十分。切り替えも大事です。人生、切り替え。いい時も悪い時も、終わったことは戻ってこないから。人生、切り替えが大事ってことは、もう伝えました」

-途中出場の中堅五十幡が攻守連発

「まあ僕の次にうまいから(笑い)。僕ならジャンピングキャッチして、横からヒュッて(笑い)」

-ポジショニングも細かく指示

「すべてポジショニングですから。外野の守備は。もう“捕る”“投げる”は五十幡くんはできてるから。両サイド(右翼と左翼)を自分の動きと同じ方向に。レフトもライトも一定の距離で動かせるまで指示ができるようになればいい外野手にもなるし。両サイドにしっかり球際を捕らせてファインプレーっていう気持ちぐらいにならないと。まあ、もう終わったことは仕方ないから」

-5回に途中交代させたレイエスは

「ああ、ちょっとね、かかとが。飛行機に乗ると、気圧でちょっとおかしくなるのは、まあまあずっとなんですけど。明日ちょっと治療してもらって、様子見たいと思います」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】新庄監督「やっぱり細かいミスを減らしていかないと」勝ちきれず引き分け/一問一答