【Jリーグ】J3監督指導者ライセンス基準を変更 26年からAジェネラルで可能に
Jリーグは26日、都内で理事会を開催し、J3における監督指導者ライセンスの基準変更を決議した。
これまでは、J3クラブの監督には、JFAプロライセンス(旧S級)の資格が必須だったが、26/27年シーズンからは、JFA Aジェネラル以上を保有するもの(またJFA技術委員会においてJFA Aジェネラル以上のライセンス相当と認められた者)をトップチームの監督とすることが可能になる。
運用開始は、26/27年シーズンからとなる。プロライセンスより1つ下位の資格から監督を務めることができるため、より若い監督誕生が実現する可能性が高まる。
野々村芳和チェアマンは「指導者の環境、より多くの指導者にチャンスがあるようにするにはどうすればいいのか。若い指導者で選手を35歳までやる前にもっと早くリタイアして、世界では30歳くらいでトップカテゴリーの指導者になっていくことが普通になる。日本でも同じようなチャンスを与えるにはどうすれば良いか考えた」と経緯を説明した。
Aジェネラル保有のままJ3からJ2に昇格した場合は、1年間の期限付きなどを条件に、J2でも同資格のまま指揮を執り、並行してプロライセンスが受講できるような方向で話を進めているという。