「投げキスして帰ったんだぜ?」大谷翔平にヤジの男性メロメロ「最高。本当にリスペクトする」
ドジャース専門メディアの「Dodgers Nation」のポッドキャスト番組「Dodgers Dougout」が、大谷翔平投手(31)からハイタッチを受け話題となったパドレスファンの男性へインタビューを行った。
男性はビリー・ジーンさん。マーケティング関係の仕事をしており、インスタグラムのフォロワーは24万人を超えている。25日(同26日)のパドレス-ドジャース戦では、2万ドル(約290万円)のボックス席を購入。ド軍の三塁側ベンチ横最前列に陣取ると、友人や親族らを楽しませるためにヤジを飛ばし続けたという。自身は野球に関心はないと明かしている。
自身へのヤジに気づいていた大谷は、第5打席で松井裕樹投手(29)から右中間へ45号ソロを放つと、ジーンさんとハイタッチを交わしてチームメートが待つベンチへ飛び込み喜びを爆発させた。
ジーンさんは2-2の6回1死一、二塁で9番のダルトン・ラッシング捕手(24)が打席に入ると「ピッチャー! このバッターを抑えれば大丈夫だ! 次は10打数ノーヒットだからな! このバッターを抑えるんだ!」とヤジを入れたという。そして「そしたらショウヘイがこっちを見たから。『あれ、聞こえてる?』って思ったんだよ」と大笑いで明かした。
大谷からハイタッチを受けた瞬間も告白。「彼がこっちに来るって分かったよ。『10打数ノーヒットって言ってたでしょ!』ってハイタッチされたんだ。俺の完敗だよ。でも楽しかったね。彼は史上最高の選手なんだから。GOAT(史上最高)と直接話せる機会なんかないからね。彼が史上最高って言われる理由がわかったよ」と語った。
大谷は試合後にもジーンさんの元へ訪れた。その時の様子を振り返り「試合後も俺のところにハイタッチしに来たんだよ。選手たちとのハイタッチが終わってからね。俺を見てハイタッチして、投げキスをして帰ったんだぜ? 最高だったよ。本当にリスペクトするよ。彼も笑ってて楽しんでたよ。ポストシーズンでドジャースと当たったら、また同じ席を買ってヤジを飛ばすよ」と大笑いで明かし、すっかり大谷のファンになってしまったようだった。