カル・ローリー(2025年7月14日撮影)

<マリナーズ-パドレス>◇25日(日本時間26日)◇Tモバイルパーク

マリナーズのカル・ローリー捕手(28)が、2試合連続の1発で今季50本塁打に到達した。チーム132試合目での大台到達は、ア・リーグ歴代5位の最速記録となった。

ローリーは本拠地でのパドレス戦に「2番DH」で出場し、初回1死走者なしで迎えた第1打席。フルカウントから先発左腕シアーズの内角低めフォーシームを捉え、左翼ポール際に運んだ。ア・リーグ本塁打王争いでは2位の40本塁打を放っているヤンキースのジャッジに10本差をつけ独走している。

前日のアスレチックス戦では2本塁打を放ち、21年サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)が記録した捕手の本塁打記録48本を更新。米メディアによると、スイッチヒッターで8月中に50号に達したのは史上初めて。スイッチヒッターのシーズン本塁打記録、61年ミッキー・マントルの54本まであと4本に迫っている。

チーム132試合目での50号到達は、ア・リーグでは1921年ベーブ・ルースと61年ロジャー・マリスの125試合、2022年アーロン・ジャッジの129試合、24年ジャッジの131試合に次いで5位。年間では61.4本ペースとなった。この試合を含めて今シーズン残り31試合。どこまで記録を伸ばせる、注目が集まる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ローリー50号到達、2位ジャッジと10本差 132試合目での到達はア・リーグ歴代5位