「ウソを広められるのは嫌」ベッツがコンバート示唆報道を一蹴「話を聞きに来てくれたら答える」
<パドレス2-8ドジャース>◇24日(日本時間25日)◇ペトコパーク
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)が、この日までに地元放送局「スポーツネットLA」のインタビューでコンバート説を一蹴した。
ベッツは外野手としてゴールドグラブを6度獲得した名手。ドジャース移籍後から本格的に内野手に挑戦しており、今季は開幕から遊撃を守り続けている。
ベッツのコンバート説は、18日(同19日)に地元紙「Los Angeles Times」が示唆。同日のロッキーズ戦では、右翼手テオスカー・ヘルナンデス外野手(32)のまずい守備からサヨナラ負け。試合後、ベッツがデーブ・ロバーツ監督(53)とアンドリュー・フリードマン編成本部長と会談したと報じ、右翼へのコンバートの可能性を報じていた。
同局のインタビューでは、リポーターが報道に言及。「本当かい?」と尋ねると、ベッツは「誰かが作った作り話で、完全に間違い。ドク(ロバーツ監督)と私は親子みたいな関係で、いつもスイングのことなど聞くんです。ライトに戻る話はしてないよ」と話した。
つづけて「とてもショックだった。記者は仕事をしないといけないのは分かるけど、うそを広める必要はないし、作り話をする必要もない。僕はオープンだから、話を聞きに来てくれたら答えるよ。うそを広められるのは本当に嫌だよね」と、コンバート説を一蹴した。
ベッツは昨季も遊撃手で開幕を迎えたが、シーズン途中からチームのために右翼へ戻った。「私は勝つためなら何でもやる。サードでもライトでもセカンドでも移るし、どのポジションでも関係ない。ピッチャーとキャッチャー以外ならね」と話した。
今季は打率2割4分8厘、13本塁打、57打点、8盗塁。OPS(出塁率+長打率)は.689としている。