大一番で勝利おさめる山本由伸をドジャースOBがエースの太鼓判「素晴らしいところ」も説明

パドレス対ドジャース　6回裏パドレスの攻撃を無失点に抑えたドジャース先発の山本（撮影・垰建太）

＜パドレス2－8ドジャース＞◇24日（日本時間25日）◇ペトコパーク

地元放送局「スポーツネットLA」でキャスターを務める元ドジャースのジェリー・ヘアストン・ジュニア氏（49）が、山本由伸投手（27）へ「エース」の太鼓判を押した。

山本は1－03回、9番ディアズに逆転2ランを浴びるも、その後は失点を許さず。直球の最速は97・3マイル（約157キロ）を記録し、6回を92球、4安打2四球2失点6奪三振の内容だった。

打線が6回にフレディ・フリーマン内野手（35）の17号ソロで同点とすると、7回には新人ダルトン・ラッシング捕手（24）が、値千金の3号勝ち越し3ラン。9回には大谷翔平投手（31）の45号ソロで突き放した。

山本はチームトップの11勝目（8敗）を挙げ、防御率は2・90。負ければパドレスに2ゲーム差を付けられる大一番で、結果を残した。

ヘアストン・ジュニア氏は試合後、同局の「ACCESS SPORTSNET」に出演。山本について「彼は試合前のウオーミングアップへ行く直前、我々がプレゲームショーで『Must Win（勝たなければならない）』と言っていたのを聞いていたんです。その言葉通りの投球でしたね。ヤマモトの素晴らしいところは、1度ミスをしても2度目をしないところです。エースヤマモト、素晴らしい」と絶賛した。