阪神球団旗(2024年1月5日撮影)

阪神の遊撃争いがにわかに白熱している。

先週は熊谷敬宥内野手(29)が初めて4試合連続で「遊撃」で先発した。今季は外野での出場機会も増やしているが、打撃好調、守備での貢献度も買われてか遊撃での出場機会が急増している。22日のヤクルト戦(神宮)では延長戦で決勝の2点適時打を放った。

25日は小幡竜平内野手(24)が5試合ぶりに先発。2安打を放って得点にも絡む活躍だった。ただ、5試合ぶりにベンチスタートだった熊谷も代打で2試合連続となる三塁打。途中出場でも小幡に譲らず、しっかりと目立った。

小幡は遊撃で66試合スタメンと今季大きく飛躍した。熊谷は13試合に先発。打席の左右が違うが、ともに走攻守にバランスがとれたタイプ。開幕当初のレギュラーで33試合に先発している木浪聖也(31)も黙ってはいない。

ポジション争奪レースは続きそうだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】遊撃争いがにわかに白熱 小幡竜平か熊谷敬宥か、はたまた…藤川監督もうれしい悩み