パルマ鈴木彩艶、シュートセーブ６本「あらゆる場面で存在感を発揮したが…」ユベントスに２失点

ユベントス戦にフル出場したパルマ鈴木彩艶（ロイター）

＜セリエA：ユベントス2－0パルマ＞◇24日◇第1節◇アリアンツ・スタジアム

セリエAの開幕節で、パルマのGK鈴木彩艶（23）はアウェーのユベントス戦にフル出場した。計6本のシュートセーブを記録したが、後半に2点を奪われて0－2で敗れた。

鈴木は前半13分にフリーで打たれたヘディングシュートを右手ではじき出し、後半34分にも相手の強烈なミドルシュートに鋭く反応するなど好セーブを見せた。だが、後半14分に守備ブロックを突破されて先制を許し、同39分にもカウンターを食らって失点。イタリア・メディアのトゥットメルカートは「あらゆる場面で存在感を発揮したが、ゴールを止めることはできなかった」と伝えた。

加入1シーズン目だった昨季は守護神としてリーグ戦全38試合のうち37試合に先発出場した。昨年8月31日のナポリ戦で退場となり、続く9月16日のウディネーゼ戦は出場停止だったが、それ以外の36試合にフル出場し、7度のクリーンシートを記録して1部残留に貢献。新シーズンはさらなる飛躍を期す。