パドレス、逆転負けも3連戦勝ち越し同率首位 残り31試合へシルト監督「勝つつもりだ」
<パドレス2-8ドジャース>◇24日(日本時間25日)◇ペトコパーク
前日にナ・リーグ西地区単独首位に浮上したパドレスが、ドジャースに2-8で逆転負けした。ともに74勝57敗で並んで同率首位。レギュラーシーズンでの両チームの対戦はこれが最後となる。
初回、先発右腕ピベッタが無死満塁で4番テオスカー・ヘルナンデスにあわやグランドスラムの打球を浴びたが、中堅手ロレアノがフェンス際で捕球し犠飛で失点。3回には9番ディアスが相手先発の山本から逆転2ランを放ったが、6回に3番フリーマンに同点の17号ソロを許し追い付かれた。
ピベッタは6回2失点と好投したが、リリーフ陣が崩れた。2-2の7回、2番手右腕エストラダがラッシングに勝ち越しの3ランを浴び、さらに後を受けた左腕ペラルタがフリーマンにこの日2本目となる18号2ランを被弾。2-7の9回には、4番手でマウンドに上がった松井が1番大谷にダメ押しの45号ソロを許した。
逆転負けを喫したが、7月3日時点で最大9ゲーム差あったドジャースに2勝1敗と勝ち越し、3連戦を終えて同率首位に立った。シルト監督は、試合後の会見で「素晴らしい野球をしたと思う。ホームで(の7連戦を)5勝2敗で終え、両カードとも勝ち越した」とコメント。今季残り31試合。今後の戦いに向け「楽しみだよ。我々は素晴らしい野球をしている。今日の結果は残念だが、今後が楽しみだし、(地区を)勝つつもりだ」と話した。