山本由伸、9番打者に痛恨の逆転2ラン許す 2回まで最速157キロで無安打3奪三振もまさか…
<パドレス-ドジャース>◇24日(日本時間25日)◇ペトコパーク
ドジャース山本由伸投手(27)が、宿敵相手の大一番で3回に痛恨アーチを浴びた。新人のダルトン・ラッシング捕手(24)とのコンビ。
打線が1回に1点を先制。直後の立ち上がりは、先頭のスター選手タティスに9球粘られ、四球を与えるも、続く3年連続首位打者のアラエスをカーブで二ゴロ併殺打に打ち取った。メジャー通算363本塁打のマチャドは、97・3マイル(約157キロ)の直球で空振り三振に仕留めた。
2回は先頭オハーンを二ゴロ、ボガーツは97・7マイル(約157キロ)の直球で空振り三振、シーツは96・8マイル(約156キロ)のツーシームで空振り三振に仕留めた。
3回は先頭ロレアノを左飛、クロネンワースには、この日初安打となる左安を許した。9番ディアズにはカウント2-2からのツーシームが高めに浮き、逆転の2ランとされた。後続のタティスとアラエスは左飛に打ち取った。
3回まで54球を投じて2安打1四球3失点。最速は97・7マイル(約157キロ)で、3奪三振を記録した。
今季は試合前時点で24試合に登板して10勝8敗、防御率2・90。前回登板の18日(同19日)ロッキーズ戦(クアーズフィールド)では、7回3失点で勝敗は付かずチームもサヨナラ負けを喫した。
ドジャースはこの日が、同地区の宿敵パドレスとのレギュラーシーズン最終戦。21日(同22日)は1-2、22日(同23日)は1-5で敗れ、単独首位の座を明け渡した。