三笘薫は決定機を逃し、エバートン新本拠地の第1号ゴールならず ブライトンは開幕2戦未勝利
<プレミアリーグ:エバートン2-0ブライトン>◇24日◇第2節◇ヒル・ディッキンソン・スタジアム
ブライトンのMF三笘薫(28)はアウェーのエバートン戦にフル出場した。前半に好機を逃し、試合は0-2で敗れて開幕2戦勝ちなしとなった。
前半18分、三笘に決定機。GKからの超ロングボールに抜け出し、ペナルティーエリア内でボールを浮かせて相手DF2人をかわすと、落ち際を右足ボレーで狙った。だが、シュートはクロスバーをかすめてゴールはならず。決まっていれば、スーパーゴール。その後も主戦場の左サイドからチャンスをうかがった。
先制したのはエバートンだった。前半23分、マンチェスター・シティーから加入したMFグリーリッシュが左サイドから縦に仕掛けて鋭いクロスを送り、そこに走り込んだFWエンディアイエが右足で合わせた。これがエバートンの新本拠地ヒル・ディッキンソン・スタジアムでの第1号ゴールとなった。
後半7分にもエバートンが追加点。グリーリッシュのパスからMFガーナーが右足を一閃(いっせん)。強烈なミドルシュートはゴール左下隅に突き刺さった。新戦力のグリーリッシュが2アシストと活躍した。
一方のブライトンは前半の三笘だけでなく、数多くの決定機があったが仕留めきれなかった。0-2の後半32分に獲得したPKもFWウェルベックが失敗。GKピックフォードにコースを読まれた。