首位浮上のパドレス「昨日はダルビッシュがしっかり投げてくれた」貴重犠飛のヒーローが称賛

犠飛で3点目を挙げたパドレス・クロネンワース（ロイター）

＜パドレス5－1ドジャース＞◇23日（日本時間24日）◇ペトコパーク

パドレスが、試合前時点で同率首位だったドジャースに連勝し、単独首位に立った。

先発ネストル・コルテス投手（30）が、強力ドジャース打線を相手に6回1安打無失点と快投。7回からはリリーフ陣がリードを死守した。

コルテスは6回1死までパーフェクト投球。1死からロハスに初安打を浴びたが、ケネディ、大谷翔平投手（31）を抑えた。

大谷とは3打席対戦し、1打席目は空振り三振、2打席目は右直、3打席目は中飛で、3打数無安打に抑えた。

打線は、4回にロレアノの2点適時打で先制。クロネンワースの犠飛で3点目を奪った。2点リードの8回には、ボガーツがダメ押しの2点適時二塁打を放った。

中継した「NHK BS」でインタビューに応じたクロネンワースは「この2試合すごくいい試合ができてるんじゃないかなと思います。昨日はダルビッシュ投手が先発として、しっかり投げてくれましたし、今日はコルテスがしっかり先発してくれましたし、いいところで打てたと思いますし、ブルペンでしっかり抑えることもできているので、本当にいい野球ができていると思います」

ドジャースと激しい優勝争いを繰り広げるシーズン終盤の戦いに向け「この5試合（前回カードのジャイアンツ戦を含む）のような形で戦っていくということが大事だと思います。とてもいい野球ができているので、それを持続させることが大切なことになってくるんじゃないかと思います」と話した。

前回の直接対決では、痛恨の3連敗でドジャースに首位を奪取されたが、本拠地で連勝を飾り、単独首位の座を奪い返して、2位のドジャースに1ゲーム差をつけた。