オリオールズのポビッチ投手(2024年8月撮影)

オリオールズでメジャー2年目の左腕ケード・ポビッチ(25)が試合で打たれた後、SNSで妻に対する脅迫を受けたと23日(日本時間24日)明かした。22日のアストロズ戦に先発し、4回2/3を4安打6失点(自責点4)で敗戦投手となり、その日の夜に妻のインスタグラムのダイレクトメッセージで「お前とお前の夫は最悪だ。白血病で死ね。ゴミ」などと罵倒と脅迫の言葉が送られてきたという。ポビッチはX(旧ツイッター)にこのメッセージのスクリーンショットを投稿し「こんなメッセージは許されない。一線を越えている。このようなことが野球に関して、あってはならない」と訴えた。

米ヤフースポーツによると、MLBではマリナーズの左腕テーラー・サウセド(32)が打たれた後に本人と恋人に対して脅迫メッセージが送られてきたばかりで、この1週間のうちに立て続けに起こったという。この背景には野球賭博があるとみられており、実際に賭けをして負けたファンが激情して脅迫した事例が警察に報告されているという。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 打たれた投手の妻にSNSで脅迫メッセージ MLBではこの1週間で2人目。背景に野球賭博か