上原浩治氏、バット蹴ったバウアーに喝2つ「まずは人の道具。職人さんが気持ち込めてつくった」
巨人やレッドソックスなどで活躍した上原浩治氏(50=日刊スポーツ評論家)、前中日監督の立浪和義氏(56)が27日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にご意見番として出演。21日のDeNA-広島戦(横浜)で10敗目を喫したDeNAトレバー・バウアー投手(34)が5回にベンチに戻る際、広島小園のバットを蹴ったシーンに言及した。
上原氏は「これは喝を、2つあげてください」と言い、立浪氏も「喝ですね。もともと感情が出る選手ですけど、抑えないといけないところはもうちょっと抑えないとですね。野球やっている子どもたちも見てますしね。気をつけてもらいたいですね」と話した。
さらに上原氏は「気持ちのコントロールですね。やってはいけないのは、まずは人の道具。自分の道具ではないということ。ものに当たるのは良くないですから。職人さんが一生懸命、気持ち込めてつくったバットをああやってやるのは良くないことですから。だったら見えないベンチ裏で暴れておいてください」と言った。
バウアーは6月6日の日本ハム戦(横浜)での白星を最後に9戦連続で白星から遠ざかり、23日に登録抹消されている。