ヤクルト対巨人 2回表巨人無死二塁、リチャードは左越え2点本塁打を放つ(撮影・鈴木正人)

<ヤクルト-巨人>◇21日◇神宮

巨人リチャード内野手(26)が前日の不安をかき消す特大アーチを放った。

1点リードの2回無死二塁。カウント2-2からヤクルト先発石川の内角高め直球をはじき返した打球は、左翼席中段に飛び込んだ。特大の今季第6号2ランで先発田中将大投手(36)を援護した。

リチャードは前日同戦の5回、三ゴロで一塁に送球された球を捕球する際、打者走者の増田の左膝が臀部(でんぶ)付近を直撃した。そのままプレーを続行したが、6回2死二塁で左前適時打を放った直後に代走の増田大が送られた。

試合後には「マジで大丈夫っす」と軽症を強調していた。この日の試合前練習では打撃練習などを行い、「7番一塁」でスタメンに名を連ねていた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】リチャードの特大2ランで田中将大を強力援護 前日アクシデントの不安かき消す1発