日大三対県岐阜商 選手に声を掛ける日大三・三木有造監督(撮影・上田博志)

<全国高校野球選手権:日大三4-2県岐阜商>◇21日◇準決勝◇甲子園

日大三(西東京)が、県岐阜商に延長10回タイブレークで競り勝ち、14年ぶりの決勝進出を決めた。23日の決勝は沖縄尚学-山梨学院の勝者と対戦する。

1回に先制したが逆転され、1点を追う8回に追いついた。中盤は得点を奪えない展開が続き、三木有造監督(51)は「私もちょっと送らなければいけないところを打たせたりとか、チグハグなことをしてしまったんですけど、最後は選手が何とかしてくれた。選手はすごいですね」と言った。

延長10回はエース近藤優樹投手(3年)が決勝の適時打を放った。1戦1戦、たくましさを増す選手について「すごい成長だと思いますね。1日1日、それこそ1分1秒、ずっと成長しているなって思います。すごいなっていう気持ちですね」と見守っている。

決勝に向けて「今までと同じようにピッチャーはしっかり抑えて、打線が頑張ってあげて、決勝戦なんでやりたいように、好きなだけ頑張ってもらいたいと思います」と意気込んだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【甲子園】日大三・三木監督「選手はすごい」11年ぶり決勝「好きなだけ頑張ってもらいたい」