ロッキーズ対ドジャース 力投するドジャース先発の大谷(撮影・垰建太)

<ロッキーズ-ドジャース>◇20日(日本時間21日)◇クアーズフィールド

ドジャース大谷翔平投手(31)が今季10試合目のマウンドに上がるも、4回5失点で降板した。

この日がメジャー通算1000試合目の出場。第1打席で右翼線への二塁打を放つも、塁上に残ったまま攻撃を終えた。

直後のマウンドでは、先頭フリーマンをスイーパーで見逃し三振、トーバーをツーシームで右飛、グッドマンはスイーパーで遊ゴロに打ち取った。

2回は先頭ベックにカットボールを中前に運ばれると、1死から元同僚モニアクに中前打。ドイルにはフルカウントからスイーパーを拾われ、先制の適時二塁打を許した。

続くアルシアには98・7マイル(約159キロ)のカットボールを右犠飛とされ、2点を失った。

3回は先頭フリーマンをスライダーで左飛、トーバーをスライダーで三ゴロ、グッドマンをカットボールで二ゴロに打ち取った。

4回は先頭ベックに右安を許すと、続くバナベルの二塁打に左翼手コンフォートの送球エラーが絡んで失点。モニアクにも安打を浴びて3連打とされると、ドイルが放ったライナーが右足に直撃した(内野安打)。

大谷はベンチに下がることなくプレーを続行。リッターは投ゴロに打ち取ったが、2死一、三塁からフリーマンに5失点目となる適時打を許した。

4回までに65球を投じ、9安打5失点3奪三振。最速は99・1マイル(約159キロ)だった。

予定の5イニングを投げきることが出来ず、5回からエドガルド・エンリケス投手(23)にマウンドを譲った。

前回登板の13日(同14日)エンゼルス戦では、今季自己最長の4回1/3を4失点。勝利投手となれば、エンゼルス時代の23年8月9日ジャイアンツ戦(エンゼルスタジアム)以来、742日ぶりとなる。

今季は試合前時点で9試合に登板して0勝0敗、防御率3・47。6月16日(同17日)のパドレス戦で663日ぶりの二刀流復帰を果たすと、同28日(同29日)のロイヤルズ戦では、メジャー自己最速を更新する101・7マイル(約164キロ)をマークした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平、予定の5回を投げきれず 4回5失点で降板 ヒヤリライナー直撃もあり9安打浴びる