大谷翔平、第1打席は二塁打で好機演出も得点ならず 742日ぶり白星へまずはバットで魅せた
<ロッキーズ-ドジャース>◇20日(日本時間21日)◇クアーズフィールド
ドジャース大谷翔平投手(31)が「1番DH兼投手」で、メジャー通算1000試合目の出場を果たした。
第1打席は右腕ゴードンと対戦。初球のチェンジアップを振り抜くと、右翼線への二塁打とした。打球速度102マイル(約164キロ)の当たりで、大谷は悠々と二塁ベースへ走り込み、8月は全18試合の出塁を継続した。
1死一、二塁からT・ヘルナンデスが遊ゴロ併殺打に倒れ、得点には至らなかった。
この日は今季10試合目の登板で、5イニングが目標。勝利投手となれば、エンゼルス時代の23年8月9日ジャイアンツ戦(エンゼルスタジアム)以来、742日ぶりとなる。
今季は試合前時点で打率2割8分4厘、メジャー2位、リーグトップタイの44本塁打、83打点、17盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.015としている。
120得点はメジャー単独トップで、2位のアーロン・ジャッジ外野手(33=ヤンキース)は96得点。シーズン150得点に到達すれば、00年にアストロズのジェフ・バグウェル氏が達成して以来、25年ぶりとなる。
投げては9試合に登板して0勝0敗、防御率3・47。6月16日(同17日)のパドレス戦で663日ぶりの二刀流復帰を果たすと、同28日(同29日)のロイヤルズ戦では、メジャー自己最速を更新する101・7マイル(約164キロ)をマークした。
前回登板の13日(同14日)エンゼルス戦では、今季自己最長の4回1/3を4失点だった。