25年8月19日 ロッキーズ対ドジャース 試合前練習に臨むドジャース大谷(撮影・垰建太)

<ロッキーズ-ドジャース>◇20日(日本時間21日)◇クアーズフィールド

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が、今年6月に投手復帰しこの日のロッキーズ戦で先発投手を務める大谷翔平投手(31)をポストシーズンでは抑え投手として起用する可能性があると明かした。

同監督は試合前の会見で、ポストシーズンで大谷をリリーフ投手として起用する可能性について問われると「選択肢の1つ。ただ、ルールを考えれば、現実的に考えられるのはクローザーとして試合を締める形くらい。結局は先発投手陣の状況と、本人の状態次第。現時点でも、彼は通常の先発投手のスケジュールではなく、週に1度の登板になっている。まだその話が具体的に形になる段階には至っていない」と語った。リリーフ登板となれば、23年WBCの決勝で9回に登板して以来となる。

一方、リリーフ起用への懸念には「確かに(調整法などの)懸念はある。現状は、私は彼を先発投手として見ており、先発として5、6イニングを投げることが我々に勝つチャンスを最も与えてくれると考えている」と話した。

大谷はこの日の試合で投手復帰後10度目の登板となる。前回13日のエンゼルス戦の登板では初めて5回のマウンドに上がり、復帰後最多の80球を投げ4回1/3を5安打4失点だった。この日の投球イニングについては「5回まで。高地での登板になるから、投げた後の状態もしっかり確認しなければいけない」と話した。大谷は今季9試合で0勝0敗、防御率3・47。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ロバーツ監督「選択肢の1つ」 大谷翔平のポストシーズンでのリリーフ投手起用に言及