【欧州CL予選】セルティック前田大然、鬼プレスから決定機つかむも生かせず カイラトとドロー
<欧州CL:セルティック0-0カイラト・アルマトイ>◇20日(日本時間21日)◇4次予選(プレーオフ)第1戦◇グラスゴー
日本人選手がそろうセルティック(スコットランド)が、ホームで迎えたカイラト・アルマトイ(カザフスタン)との第1戦を0-0のドローで終えた。
FW前田大然(27)が後半追加タイムの52分、得意の“鬼プレス”から相手バックパスを奪い、右足でシュートしたが、コースが甘くGKにキャッチされ決勝点を逃した。
前田は3トップの左ウイング、旗手は左インサイドハーフでフル出場。川崎フロンターレから加入したFW山田新も後半32分から出場している。
セルティックはカザフスタンの伏兵クラブに苦戦した。前半11分、相手にゴールネットを揺らされたがオフサイドでノーゴールとなった。その後もパスミスからカウンターを食らいピンチを迎えるなど不安定さが目立った。
後半12分には中盤でのパス交換の際にコントロールミスしたところを拾われ、FWエジミウソン・サントスにロングシュート。前に出ていたGK種マイケルの頭上を抜けたが、ゴールバーのわずか上に外れた。ひやりとする場面だった。
日本代表コンビの連係が光ったのは前半37分だった。前田、旗手、MFニグレンのワンタッチパスの連続パスから前田が受け直し、左からゴール前へ進入したが、GKザルツキーの鋭い出足に阻まれた。
ただスコアレスが続いた中、最後の最後に前田の個人プレーで絶好の決定機を迎えたが得点には及ばなかった。
本大会進出がかかる第2戦は、26日(日本時間27日)にアウェーで行われる。