ヤクルト対巨人 2回裏ヤクルト無死、村上(後方)に先制のソロ本塁打を打たれ、肩を落とす森田(撮影・菅敏)

<ヤクルト7-2巨人>◇20日◇神宮

巨人森田駿哉投手(28)が1発攻勢に沈んだ。ヤクルト戦に先発し5回途中8安打6失点で降板。

2回先頭で4番村上を迎えると、2ボールから内角高めツーシームを捉えられ先制ソロを被弾した。プロ初先発からの連続無失点記録が14イニングでストップ。同点の4回には1死一塁から山田に勝ち越し2ランを浴び「何とかゴロを打たせたいなというところができなかったのが、こういう結果になった」と唇をかんだ。5回にも失点し、イニング途中で無念の降板となった。

いい思い出がある場所に、上書きすることはできなかった。法大1年時に東京6大学春季リーグ戦の開幕投手に抜てきされ、慶大相手に6回無失点と好投した。だが、同年夏に左肘を痛め、大学2年の2月に手術を受けた。プロ入り後初の神宮のマウンドは悔しい結果に終わった。プロ初先発から3戦3勝はならなかったが「まだまだ技術的にも足りないと思うので、もっと良くなるように練習していきたい」と前を向いた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】森田駿哉5回途中6失点「まだまだ技術的にも足りない」村上宗隆ソロ&山田哲人2ラン被弾