練習に励む山梨学院の横山(撮影・上山淳一)

夏初の4強入りを果たした山梨学院は20日、兵庫・西宮市内の球場で約2時間、打撃練習を中心に汗を流した。4番を務める横山悠捕手(3年)は、今大会3試合で打率8割を記録。準々決勝では昨夏優勝投手の京都国際・西村一毅投手(3年)から本塁打を放つなど絶好調だ。「個人としてもチームとしてもいい形で仕上がっていると思います」と手応えを感じた。

「追い込まれる前に打つことを意識している」とここまで15打席で三振はゼロ。準決勝の対戦相手となる沖縄尚学のエース末吉良丞投手(2年)の攻略へ「左で140(キロ)を超えてくるピッチャーはあんまり経験したことがない。粘り強く球数を放らせて。悪い時を想定して試合に入れればいいかな」。27回35奪三振のドクターKを警戒した。

山梨県勢初の決勝進出へ。「チームの勝利に貢献できるように。チャレンジャーの気持ちを忘れずに戦っていきたい」と力強く話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【甲子園】打率8割の山梨学院・横山悠、沖縄尚学エース末吉良丞を警戒「悪い時を想定して」