【甲子園】仙台育英の夏終わる 吉川陽大「ふがいない」土屋璃空「夢のような場所」/コメント一覧
<全国高校野球選手権:沖縄尚学5-3仙台育英>◇17日◇3回戦
仙台育英(宮城)の夏が終わった。沖縄尚学との好左腕同士の対決は、延長11回タイブレークの熱戦の末、3-5で敗れた。23年夏以来、遠ざかっていた甲子園。日本一を目指して戦い抜いた選手たちのコメントを集めた。
仙台育英選手の主なコメントは以下の通り。
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▽吉川陽大(あきひろ)投手(3年) 仲間をこのピッチングで勝たせたいという思いがあって。これまで自分のピッチングで迷惑をかけてきて、最後は自分が耐えて、粘って投げようと思っていたんですけど、自分がふがいないせいで負けてしまいました。
▽川尻結大(ゆいと)捕手(3年) しっかりみんながつないでくれた結果で、自分の1本で点数が入りましたけど、みんなのおかげの点数だったので。自分がというより、チームで取った点数です。
▽高田庵冬(あんと)内野手(3年) 長いようで短くて、つらいことの方が多い2年半だったんですけど、つらいことを乗り越えたからこそ甲子園でプレーできたと思うので、本当に良い2年半でした。
▽土屋璃空外野手(3年) しっかりと、これ以上ない万全な準備をしてきた中だったので、自分たちの実力不足でした。甲子園はすごく夢のような場所でした。支えてくれたみんなや親、監督がいてこその出場だったので、感謝の気持ちを伝えたいです。
▽田山纏(まとい)外野手(2年) 今まで3年生に頼ってばっかりで、思い切りプレーさせてもらいました。3年生にしてもらったことは次は自分たちがしてあげないといけないので、自分が引っ張って、来年は笑顔で終わりたいです。
▽今野琉成内野手(2年) 本当は泣きたかったんですけど、優勝してうれし涙を流すまでは涙を封印すると決めました。この経験を無駄にせず、1年生に伝えていきたいです。今日からは甲子園を基準にして練習できるので生かしていきます。
▽砂涼人内野手(1年) 1年生から出させてもらって、調子の波があって安定した結果を出せなくて、勝利に貢献できなかったので、しっかりやれることをやって、チームの勝利につなげられる選手になりたいです。