【甲子園】8強出揃う 県岐阜商は16年ぶり、史上4校目の90勝 準々決勝で横浜と対戦/一覧
<全国高校野球選手権:県岐阜商3-1明豊>◇17日◇3回戦
県岐阜商(岐阜)が明豊(大分)を破り16年ぶりの8強入りを決めた。これで昭和、平成、令和と3元号でベスト8入りし春夏甲子園で史上4校目の90勝に到達した。夏は42勝目で大阪桐蔭に並ぶ10位タイ。準々決勝で春夏連覇を狙う横浜(神奈川)と対戦する。
1回、1死満塁から5番宮川鉄平外野手(3年)の2点適時二塁打、さらには7番横山温大外野手(3年)の適時打で計3点を奪った。生まれつき左手の指がない横山は甲子園3試合連続ヒットをマークした。
守っては3投手の継投で明豊の強力打線を1点に抑えた。6回2死満塁で登板のエース柴田蒼亮(2年)はこのピンチを三振で脱すると7、8、9回も無失点に抑え逃げ切った。
明豊は6回まで毎回走者を出しながら併殺などで1点止まり。終盤は柴田に抑え込まれ8年ぶりのベスト8を逃した。
これでベスト8が出揃った。内訳は関東が4校、近畿が2校、東海と九州が1校となった。
<19日の準々決勝組み合わせ>
第1試合:京都国際(京都)-山梨学院(山梨)
第2試合:関東第一(東東京)-日大三(西東京)
第3試合:県岐阜商(岐阜)-横浜(神奈川)
第4試合:沖縄尚学(沖縄)-東洋大姫路(兵庫)