カブス鈴木誠也

<カブス2-3パイレーツ>◇15日(日本時間16日)◇リグリーフィールド

カブス鈴木誠也外野手(30)が2試合ぶりの安打を放ったが、議論を呼ぶ球審の判定で見逃し三振を奪われ4打数1安打だった。

本拠地でのパイレーツ戦に「2番右翼」で出場。0-1の4回先頭の第2打席で先発右腕アシュクラフトに対し、2ボールからの3球目フォーシームを左二塁打し、5番クローアームストロングの適時右前打で同点のホームを踏んだ。だが同点の8回先頭の第4打席で、カウント2-2からの5球目、内角高めのボールゾーンに外れたスライダーをストライクと判定され、見逃し三振となった。

現地中継局「マーキースポーツ・ネットワーク」の解説者で元投手のライアン・デンプスター氏は「変化球だけどストライクゾーンには一瞬も入っていない。ゾーンより6インチ(約15センチ)も高く外れた。こんなタイトな試合は特に、もっとしっかりした判定をすべき」と球審を批判。SNSではファンから、疑惑の判定でストライクを取られることの多い鈴木に同情の声が集まった。

1回1死走者なしの第1打席は空振り三振、6回1死走者なしの第3打席は遊ゴロで、4打数1安打、1得点、1三振。打率は2割4分9厘となった。

チームは9回に1点を勝ち越され、1点差で惜敗し2連敗となった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 鈴木誠也は1安打1得点も疑惑のストライク判定で見逃し三振「15センチも高く外れた」と解説者