【G大阪】ポヤトス監督「理解に苦しむ、奇妙」ネタ・ラビの移籍に苦言 ボランチ補強要望
ガンバ大阪は14日、サンフレッチェ広島戦(16日、Eピース)に向けて非公開で調整した。
取材に応じたダニエル・ポヤトス監督(47)は、前日に加入が発表されたDF初瀬亮について「サイドバックのフレッシュさを求めていたし、ラストの質で正確なものを供給してくれる」と歓迎。「いい補強」と喜んだ。
一方で、FC町田ゼルビアへ完全移籍したイスラエル代表MFネタ・ラビに関しては「自分自身は本当に悲しく思っているし、ちょっと理解に苦しむ出方、奇妙だったなと思うところがある」と首をかしげた。「重要な選手として、先発で軸としてやってくれていたし、良い関係性も築けていた」と感じていた中での離脱に疑問を口にした。
ラビが抜けたボランチの補強は必須だと考えており「本当に必要だと思う。短い期間の中で山本悠樹、ダワンという重要な選手が出ていったので、このポジションは必要」とクラブにリクエスト。「全て受け入れて、今いる選手を信じてやりくりするのが自分の仕事」としながらも、移籍ウインドーが閉まる8月20日まで残り時間は限られているが、強く要望した。
前節のファジアーノ岡山戦では、0-3と完敗。厳しい内容での敗戦となったが、指揮官は「悪く見られても仕方ないが、監督として後半はしっかりと対策をやってくれた。自分自身の全部を変えることではなく、ブレずに良くすることに焦点を当てていきたい」とし、広島については「ジャーメインをうまく使っていて、彼の良さが出ている」と警戒した。