エンゼルス戦に先発したドジャース大谷翔平(AP)

<エンゼルス6-5ドジャース>◇13日(日本時間14日)◇エンゼルスタジアム

ドジャース大谷翔平投手(31)が、古巣エンゼルス戦で移籍後初登板。今季最長の5回途中4失点で降板した。チームは逆転負けで2位に転落。大谷は試合後にインタビューに応じた。

大谷の一問一答は以下の通り。

-5回までいきましたけど、球数も上がって、打線の難しさも感じる登板でしたか

うーん。5回は追い込んでからしっかりと空振りが取れるゾーンに投げたかったなっていう、三振の取れる場面だったので、やっぱりバットに当てられてしまうとああいうフライのようなヒットが出てしまったりするので、もう少し丁寧にいければベストだったかなと思います。

-今厳しい試合をやっていて、チームに投打でプレッシャー感じているか

そうですね、まあ接戦でこういいゲームというか、惜しいゲームができている一方で勝ちきれていない部分はやっぱりみんなプレッシャーというか焦りみたいなものがあるのかなと思うので、あした休みを挟んで大事な試合が続くので、切り替えてしっかり集中したいなと思います。

-2位に落ちたことはショックか

そうですね。ドジャースは負けが込むとチームの雰囲気というか、やりたいことがいろいろかみ合わなかったりすると思うので、そこらへんみんなでミーティングしながら工夫してますけど、なかなかそれがいい結果につながってないのかなと思います。

-5回を投げて疲れは感じたか

感じなかったですね。むしろいい感覚で投げ、最初の打者に対してもいい感覚で投げられたと思うので、さっきも言った通り2ストライク後の決め球が甘く入ってヒット2本出た感じなので、そこがやっぱりもったいなかったなと思います。

-ハワイの件でいろいろあるが、雑音は感じるか

フィールドに集中したいなというか、今日というかこのチーム自体の負けも続いているので、本当にチーム全体として早く1勝してこう1戦1戦勝ちきりたいなとは思ってます。

-古巣のマウンドに立てた気持ち

たくさんの思い出があるスタジアムなので、もちろん好きな球場の1つですし、その中で今日登板できたっていうのは1つ自分のステップアップとしてもいい1日だったなとはおもいます。

-今回WBCと似たような場面でトラウトから三振を取れたというのは

そうですね。あの2打席に関してはしっかり投げきれていたのかなとは思うので、まあさっきも言った通り投げきれた打席、投げきれなかった打席で結果が正反対に出ている試合だったなと思います。

-トラウトとの対戦では、勝敗を超えた関係があるようにみえた。どういう感情が

まあ基本的に高めのまっすぐがデータ上よくないので、基本的にはその見立てを投げながら。あとは自分の感覚とウイル(スミス)の感覚で、変化球も交えながら。シンプルに。もちろんいい打者なので、しっかり投げきれることが大前提として、より集中しないといけないんじゃないかなと。

-マウンドで笑顔がみえたり、元同僚に投げる気持ち

元チームメートに投げるというよりは、このスタジアムで投げること自体が久々だったので、それは特別なことじゃないかなと思いますし。もちろん勝ちきれればよかったですけど、また切り替えてドジャースタジアムに戻って、次の試合に集中したいと思います。

-球数が一気に80球まで増えて感じたこと

意外に疲れは感じはしなかったので、そこは一番よかったことじゃないかなと思いますし。球数含めてステップを踏めたっていうのはもちろんよかったかなと思います。

-トラウトの見逃し三振が今日の最速だった、感情や気持ちがこもったのか

もちろんさっきもいいましたけど、一番いい打者だと思うので、自分の持てるものの中でベストな球を常に投げなければいけないところかなと思いますし。最終的にいいところにいいボールがいったっていうのは、今日の中でもいいところの1つかなと。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平、古巣に5回途中4失点「投げきれた、投げきれなかったで結果が正反対に出た」一問一答