大谷翔平、投手復帰後初めて5回まで投球予定 ロバーツ監督「レギュラーシーズン中は5回まで」
<エンゼルス-ドジャース>◇13日(日本時間14日)◇エンゼルスタジアム
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、この日先発登板する大谷翔平投手(31)に、投手復帰後初めて5回まで投げる見込みだと話した。
6月16日に投手として復帰してから9試合目の登板で、先発投手として勝利投手の権利が得られるイニングまで初めて担うことになる。同監督は「彼自身がどう感じているかを確認し、決めた」と明かした。
大谷は投手としてここまで8試合に登板、19イニングを投げ0勝0敗、防御率2・37、25奪三振としている。
チームがパドレスと地区優勝争いで大接戦のデッドヒートを繰り広げる中、救援投手陣は負担過多気味となっている。
だがロバーツ監督は、大谷の今後の登板で投球回をさらに増やす可能性を問われると「それはないと思う。我々のプランをショウヘイも納得している。チームの順位によって彼の負担を増やすことは、適切なことだと思わない」と否定。今季中に6回まで投げさせることに関して「可能性は低いと思う。レギュラーシーズン中は5回がマックスだ」と話した。
さらに長期的な視野も含めた「彼は投打両方でチームにとって貴重な存在。無理に負担を増やすことは、プラスにならない。プラン通りにいくことがベストと考えている」とした。