【広島】始球式103キロ!59歳吉川晃司「もし70まで歌っとったら…120キロ」/一問一答
<広島0-2阪神>◇13日◇マツダスタジアム
歌手で俳優の吉川晃司(59)が広島阪神20回戦(マツダスタジアム)の始球式に登場した。
平和への願いを込めて「ピースナイター2025」として開催された試合。広島出身の吉川全身黒に真っ赤なスニーカー姿で登場。球速も103キロを計測し、スタンドを沸かせた。また、5回裏終了後には、恒久平和を願うジョン・レノン作詞作曲の「イマジン」をアカペラで熱唱した。
吉川晃司(59)のイマジン熱唱後の主な一問一答は次の通り。
◇ ◇ ◇
-被爆80年という年にイマジン。どういった思いで
カープの選手には純粋に白球を追っかけて青春を謳歌(おうか)してもらいながら、我々はその姿を見て、泣いたり笑ったりできる。この平和な日々がいつまでも続いてほしいなという思い。そして、こういう時代を作っていただいた先人の方々への感謝の気持ちを改めて。ワシは今年で60なんですけど、生まれた時に戦後20年。その時にはもうね、戦争の香りがほとんどなかった。改めて思いますね。戦後20年。たった20年で、焼け野原からこんなに立て直したんだっていうことを、改めて思いましたね。我々の祖父祖母の時代の方々、そして両親の時代の方々。その情熱と努力を見て、ワシも頑張るでと。じゃが、ちょっとイマジンは緊張しますね、やっぱりね。
始球式の方が楽じゃったかな。
-その始球式は
始球式は、まあまあ、大体いつもアベレージから10キロ落ちるんですよ。力むんでしょうね。もうちょっとフォームをちゃんとしようぜと。今日もヒジから出たんで。それで肘が痛くなる。そんなことも考えながら。自分の希望としては、もし元気で70(歳)までやってましたらですね、歌っとったらですね。もう1回ピースナイターに呼んでもろて。70で120キロとか。こういう暴言を吐いていいのか、どうか。こうやってね、暴言吐いておいて、有言実行。頑張らにゃいけんようにして頑張る。
-始球式は直前に練習
練習すればするほど落ちましたね。そういうもんですね。あんまり急に頑張っちゃダメですね。
-100キロ超えた
10年前の120から111だったんですけど。今年は115が6月ぐらいに出てたんですよ。やっぱり自己流はダメですね。習います。教えてください。
-広島の方にメッセージを
こうやってみんなで楽しい野球を観戦できるような世の中をずっと続けていけるために、次の世代を担う子供たちのためにも、ワシらが頑張れることがあると思うんですよ。そういうのをちょっとずつ、みんなで。1人じゃ非力かもしれんけど、力を束ねればできることがいっぱいあると思うんで、そういうことをやりつつ、カープを応援しましょう。