京都国際対健大高崎 京都国際に敗れアルプススタンドへあいさつし引き揚げる健大高崎・石垣元(左から3人目)らナイン(撮影・加藤哉)

<全国高校野球選手権:健大高崎3-6京都国際>◇13日◇2回戦◇甲子園

最速158キロ右腕が初戦で姿を消した。健大高崎(群馬)の石垣元気投手(3年)は3点ビハインドの7回に登板し、2回無失点2奪三振の好投。今大会最速となる155キロを計測し球場を沸かせた。

昨春は佐藤龍月外野手(3年)とともに主戦投手として活躍しセンバツ優勝。昨夏、今春、今夏はエースナンバーを背負い、計4度、甲子園の舞台で躍動した。「本当に自分自身を成長させてくれる場所」と聖地への思いを口にした。

佐藤、下重賢慎投手(3年)らと切磋琢磨(せっさたくま)し2年半歩んできた。「(2人の)ピッチングを見て刺激を受けた。負けたくないという思いがあった。成長させてもらった」と仲間への感謝を話した。

「1年の最初の方から投げさせてもらって、本当に監督さんや指導者の方々に感謝の気持ちしかないです。今までやってきたことは間違っていなかったと思うので悔いはない」と高校野球を振り返った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【甲子園】健大高崎・石垣元気「感謝の気持ちしか…悔いはない」今大会最速155キロも初戦敗退