町田対神戸 前半、先制ゴールを決める町田中山(右)(撮影・江口和貴)

<明治安田J1:町田2-0神戸>◇10日◇第25節◇町田Gスタ

FC町田ゼルビアの勢いが止まらない。ホームで首位ヴィッセル神戸を2-0で下し、6連勝となった。

前半6分、ロングスローを神戸がクリアしたボールをペナルティーエリア外でMF中山雄太が胸でコントロールし、ワンバウンドしたボールを左足で強烈にたたいた。弾丸と化したボールはGK前川黛也のセーブも及ばずゴール右隅に突き刺さった。

前半36分にはFW相馬勇紀が見せた。左サイドでパスを受けるとペナルティーエリア外、左45度へと持ち出し右足で対角のゴールへスーパーミドルを決めた。

前半追加タイムにはGK谷晃生が相手のミドルシュートをスーパーセーブで阻み2点のリードを保った。

反撃したい神戸は、エースFW大迫勇也が後半13分から出場。5月31日の柏戦以来、2カ月半ぶりのプレーとなった。

降りしきる雨。ピッチ状態の悪化からロングボールを多用する神戸に対し、町田は昌子源、菊池流帆、岡村大八の3バックがはね返し、相手に付け入るスキを与えない。持ち前のハードワークで2点のリードを守り切った。リーグ戦7試合を含め公式戦10試合負けなしだった神戸を止めた。

町田は5位に浮上し、首位鹿島とは勝ち点4差と優勝戦線へ浮上してきた。一方の神戸は首位から3位に後退した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【町田】中山雄太、相馬勇紀がスーパーゴール!神戸を破りリーグ6連勝で5位へ浮上