DeNA対巨人 DeNA2番手の橋本(撮影・宮地輝)

<DeNA-巨人>◇8日◇横浜

DeNA橋本達弥投手(25)がプロ初昇格即プロ初登板も、ほろ苦デビューに終わった。

9点ビハインドの7回にマウンドへ。しかし先頭の巨人丸に強烈な中前打を浴びると、続く佐々木にも右翼へ強烈な当たりを浴びた。これは蝦名が好捕するも、続く泉口に右翼線への二塁打を打たれると、キャベッジを申告敬遠して迎えた1死満塁。甲斐にカーブをうまく捉えられて左前適時打を許した。さらに続く中山の二ゴロの間にもう1点を失った。1回2失点で降板し、悔しそうな表情を浮かべてベンチに下がっていった。

橋本は22年に慶大からドラフト5位で入団した右腕。慶大進学直前には国指定の難病「IgA腎症」と診断された過去があり、1度は野球をあきらめながらも、奇跡的な回復を遂げてプロ入りまでこぎ着けた。昨年には右肩の神経剥離術を受け、オフに育成契約に移行。今季はイースタン・リーグで登板を重ね、7月末に支配下枠上限の70人目での支配下復帰が決まっていた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】橋本達弥がプロ初昇格即初登板も1回2失点ほろ苦デビュー 慶大時代には国指定難病