広島対巨人 お立ち台でポーズを決める床田(左)と矢野(撮影・加藤孝規)

<広島1-0巨人>◇12日◇マツダスタジアム

広島矢野雅哉内野手(26)が決めたスクイズが決勝点となった。

両軍無得点の3回1死三塁。初球から仕掛けるも、外角ボールゾーンへの球をファウル。カウントが2-1となった4球目に再び仕掛け、外角低めの難しい球に何とか食らいついて投手前に転がした。「とにかくバットに当てて、転がすことしか考えていなかった」。執念で成功させて、球団初のスクイズによる「1-0」勝利をもたらした。

▽広島田村(決勝スクイズにつながる三塁打)「追い込まれていたので、ボール球を見極めながらしっかり弾けたらいいなというくらいの感じで打席に立っていました」

▽広島小園(今季初の猛打賞でリーグ2位の打率3割9分2厘)「3安打はたまたまです。1試合1本は絶対に打ちたいとは思っているので、その意識だけは続けていこうと」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】矢野雅哉の執念「転がすことしか考えてなかった」食らいついて球団初スクイズ1-0勝利