ドジャース対カブス 4回表カブス2死三塁、ブッシュを三振に仕留め、雄たけびを上げる山本(撮影・菅敏)

<ドジャース3-0カブス>◇11日(日本時間12日)◇ドジャースタジアム

カブスが、東京シリーズの開幕戦に続き、ドジャース山本由伸投手に快投を許した。最速96・7マイル(約156キロ)の速球を軸に、スプリット、カーブ、ツーシーム、カットボールなど多彩な球種に的を絞れず、6回を2安打無得点。カウンセル監督は「ヤマモトはとても良く、打てる球を投げてくれなかった。早いカウントからコーナーを突き、打つのにいい球がそんなになかった」と脱帽した。

今季、被打率1割未満のスプリットにも苦戦した。カウンセル監督は「本当に素晴らしい球。得点するのは難しい」と手玉に取られた。唯一の好機だった4回1死二塁では鈴木が山本から通算8打席目で初安打となる右前打を放ち、チャンスを広げたかに見えたが、二塁を狙って、一、二塁間で挟まれ、痛恨の走塁死。2死三塁でブッシュが凡退し、同監督は「不運だった。唯一、得点できる機会だった」と唇をかんだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 カブス監督「本当に素晴らしい球。得点するのは難しい」ドジャース山本由伸のスプリットに脱帽