阪神対ヤクルト 阪神に勝利し、24年連続勝利を達成したヤクルト石川(撮影・前田充)

<阪神3-5ヤクルト>◇9日◇甲子園

ヤクルト石川雅規投手(45)が、プロ野球史上初となる金字塔を打ち立てた。

5回5安打3失点(自責1)で今季初勝利。これで工藤公康、山本昌、三浦大輔の23年を抜き、単独最多となる24年連続勝利となった。45歳以上の勝利も、浜崎真二、工藤、山本に次ぐ4人目の偉業だった。通算では187勝目。頼れるベテランが粘投し、チームに昨年4月2日以来、約1年ぶりの貯金をもたらした。

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▼45歳2カ月の石川が今季初勝利を挙げ、プロ1年目の02年から24年連続勝利。24年連続勝利は、85~07年工藤(横浜)88~10年山本昌(中日)93~15年三浦(DeNA)の各23年を抜いてプロ野球新記録だ。45歳以上で白星は14年9月5日山本昌(49歳0カ月)以来4人目で、先発勝利は浜崎(阪急)山本昌に次いで3人目。

▼石川は通算187勝目で、そのうち救援勝利が1度だけあり、先発では186勝。先発通算勝利は鈴木啓(近鉄)の287勝が最多だが、大卒投手では村山(阪神)の185勝を抜く新記録となった。ちなみに、先発だけで200勝以上の投手は11人おり、石川の先発186勝は歴代13位。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【データ】ヤクルト石川雅規プロ史上初24年連続勝利 大卒先発勝利も村山氏抜き単独トップ