新小結として臨んだ大相撲初場所で勝ち越した若元春が27日、出身地の福島市を表敬訪問し、福島県の内堀雅雄知事、同市の木幡浩市長から祝福や激励の言葉を受けた。若元春は「地元の人たちに興味を持ってもらえているのはありがたい。これからも見られて恥ずかしくない相撲を全身全霊でやっていく」と決意を示した。 初場所では、弟の関脇若隆景と史上3組目の兄弟同時三役に。内堀知事は「故郷に錦を飾ってくれてありがとう」と祝った。木幡市長は「若隆景関と切磋琢磨(せっさたくま)し、相撲界を盛り上げてもらいたい。次は2人で大関を目指してほしい」と期待を寄せた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕福島県の内堀雅雄知事(左)を表敬訪問した若元春=27日、福島県庁