【ロサンゼルス時事】米プロバスケットボール協会(NBA)、名門レーカーズにトレードで加入した八村塁が25日、本拠地ロサンゼルスで行われたスパーズ戦で移籍後初出場を果たした。21分31秒のプレーで12得点、6リバウンド、1アシストをマーク。113―104の勝利に貢献し、上々のデビューとなった。 出番は第1クオーターの途中から。地元ファンに温かく迎えられ「歓声があってうれしかった。(試合前から)わくわくしていた」。コートに入って約1分後にファウルを受け、あいさつ代わりにフリースローを2本入れた。 第2クオーターでは速攻からスター選手、レブロン・ジェームズからのパスでレイアップを決めた。第4クオーターには3点シュートやジェームズへのアシストでも会場を沸かせた。 ウィザーズで背番号8を着けていたが、レーカーズでは3年前に事故死したコービー・ブライアントさんが着けていたとして永久欠番。新天地では2月8日の誕生日にちなんで28とした。「八村の8でずっとやってきた。自分の中で8が入っていないと駄目だと思った」と説明した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕名門レーカーズ移籍後、スパーズ戦で初出場した八村塁(右)=25日、ロサンゼルス(AFP時事)