【ニューヨーク時事】3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に米国代表の主将として出場する大リーグ、エンゼルスのマイク・トラウト外野手が20日、オンラインで記者会見し、準決勝以降にチームの同僚で日本代表の大谷翔平選手と対戦する可能性について「彼はすごい球を投げる。対戦経験のある打者は誰もが打席に立ちたくないと言う。とても興味深いし、楽しみにしている」と話した。 日本代表には大リーグから大谷やパドレスのダルビッシュ、カブスの鈴木、カージナルスの日系選手ヌートバーらが参加。「翔平は自分がチームのベストプレーヤーではないと言っていた。いい選手がそろっているし、いいチーム」と警戒した。 米国は2017年の前回大会を制した。連覇を達成するため、多くのスター選手に声を掛けて代表チームをつくるのも主将の役割。「優勝以外は失敗。自分たちのプレーをすれば勝てる」と闘志を燃やした。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕オンライン記者会見で意気込みを語る、WBC米国代表のトラウト主将=20日