プロ野球の12球団監督会議が18日、東京都内で開かれ、引き分けの廃止やセ・リーグでの指名打者(DH)制導入などについて意見が交わされた。対面での開催は3年ぶり。改定された公認野球規則にある、先発投手とDHを兼務できる「大谷ルール」についての説明もあった。  座長を務めた阪神の岡田監督は「プロ野球の魅力向上ということで、引き分けでなく決着をつけようという意見が出た」と説明。日本ハムの新庄監督はセ、パの球団をシャッフルする案を出したといい、「急にはできないと思うが、新しいものを見られたら面白い」と話した。  冒頭には、昨年12月に就任した榊原コミッショナーが3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を話題にし、「野球の年になるように頑張ろう」とあいさつしたという。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕監督会議で記念撮影するプロ野球12球団の監督=18日、東京都内のホテル (C)NPB/BBM2023
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 「魅力向上」で意見交換=引き分け廃止など―プロ野球12球団監督会議