野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督が11日、オンラインで取材に応じ、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のメンバーに米大リーグ、カージナルスのラース・ヌートバー外野手が加わると明らかにした。 25歳のヌートバーは、2021年にメジャーでデビューし、昨季は108試合に出場して14本塁打。母が日本人で、代表の資格がある。日系人大リーガーがWBC日本代表に入るのは初めて。栗山監督は「選んだ理由は勝つためというのが一番だが、日本の野球界の歴史にとっても大きな意味があると本人に伝えた」と話した。 代表メンバー30人のうち、大谷翔平選手(エンゼルス)、村上宗隆内野手(ヤクルト)ら12人が既に発表されている。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ラース・ヌートバー選手(St.Louis Cardinals Archive提供・時事)