【ロンドン時事】サッカーのウェールズ代表FWガレス・ベール(33)が9日、現役引退を発表した。主将を務めた昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会を含め、ウェールズ歴代最多の国際Aマッチ111試合に出場した。 W杯1次リーグ敗退後は代表続行に意欲を見せていたが、自身のSNSに「熟考した末に、クラブと国際サッカー界からの即時引退を発表する。大好きなスポーツをする夢を実現できたことは信じられないほど幸運だった」とつづった。 2013年にイングランド・プレミアリーグのトットナムからスペイン1部リーグの名門レアル・マドリードに移籍。レアルで欧州チャンピオンズリーグ(CL)を5度制覇した。昨年から米国のロサンゼルスFCに所属していた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ガレス・ベール選手