競泳女子の池江璃花子(ルネサンス)が7日、東京辰巳国際水泳場で行われた短水路の東京都新春水泳競技会後に取材に応じ、2024年パリ五輪前年の抱負を「3大会連続の五輪出場権を獲得することを一番に考えたい」と述べた。 昨年9月の国体以来となるレースで2種目に出場。50メートルバタフライは25秒86で1位、50メートル自由形は24秒76の2位だった。寒さで体が動かず「思っていたレースはできなかった」と自分に厳しかった。 白血病を克服して復帰した当初はパリ五輪での表彰台を目指していたが、「メダル獲得の目標は、自分の中ではまだ大き過ぎると思う」。現状にもどかしさを感じつつも「自分なりに一生懸命やれればいい」と足元を見詰めた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕新年最初のレースを終え、取材に応じる競泳女子の池江璃花子=7日、東京辰巳国際水泳場