大相撲初場所は東京・両国国技館で8日に初日を迎える。7日は恒例の土俵祭が行われ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)や、審判部の親方らが土俵の安全を祈願した。 昨年の秋場所、九州場所でそれぞれ賜杯を抱いた玉鷲と阿炎への優勝額贈呈もあった。東前頭3枚目に番付を戻した阿炎は「チャレンジャーとして『一番集中』をモットーにやっていきたい」。まずは初日の新小結琴ノ若との一番を見据えた。 125年ぶりに1横綱1大関という異例の番付。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は4人ずつとなった関脇と小結に期待し、「もみ合って、大関へ抜けてくる力士が出てくると思う」と話した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕優勝額贈呈式で記念撮影に応じる玉鷲(左)と阿炎=7日、東京・両国国技館(代表撮影)