ボクシングのスーパーフライ級世界2団体王座統一戦で6度目の防衛に成功した世界ボクシング機構(WBO)王者の井岡一翔(志成)が、試合から一夜明けた1日、東京都内の所属ジムで記者会見に臨み、「統一王者になりたい」と新年の抱負を語った。 試合は世界ボクシング協会(WBA)王者ジョシュア・フランコ(米国)の手数の多さに苦戦してドロー。王座統一はできず、両王者がそれぞれのタイトルを防衛した。 試合会場には、世界ボクシング評議会(WBC)王者のフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)の姿があった。井岡は「彼が日本まで来る流れにしたのは事実。もう少しで引きずり出せると思う。この階級で一番評価が高い彼に勝つのがベスト」と語った。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ボクシングのスーパーフライ級2団体王座統一戦から一夜明け、門松を手に撮影に応じるWBO王者の井岡一翔=1日午後、東京都目黒区