プロボクシングのスーパーフライ級世界2団体王座統一12回戦は31日、東京・大田区総合体育館で行われ、世界ボクシング機構(WBO)王者の井岡一翔(志成)は、世界ボクシング協会(WBA)王者のジョシュア・フランコ(米国)と引き分けた。 井岡はWBO王座の6度目の防衛に成功したものの、王座統一には失敗。フランコはWBA王座の2度目の防衛を果たした。 戦績は井岡が29勝(15KO)2敗1分け。フランコは18勝(8KO)1敗3分け1無効試合。 ◇井岡一翔の略歴 井岡 一翔(いおか・かずと)09年4月プロデビュー。11年2月にWBCミニマム級王座を獲得。12年6月にはWBA同級王者の八重樫東を下し、2団体統一に成功した。12年12月にライトフライ級、15年4月にフライ級、19年6月にはスーパーフライ級の世界タイトルを獲得し4階級制覇を達成。右ボクサーファイター。163.5センチ。33歳。堺市出身。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕スーパーフライ級世界2団体王座統一戦の1回、フランコ(左)を攻める井岡一翔=31日、東京・大田区総合体育館 〔写真説明〕スーパーフライ級世界2団体王座統一戦、引き分けたフランコ(左)と井岡一翔(右)=31日、東京・大田区総合体育館(代表撮影)