モナコの南野は2列目の左で先発し、精力的に動き回ったが前半のみで退いた。見せ場が少ない中、0―1で迎えた前半ロスタイム。味方が落としたボールをペナルティーエリア内で受けて抜け出し、相手のファウルを誘った。同点につながるPKをもたらしたものの直後に交代。試合後の取材エリアでは「何もないっす」と一言だけ残して足早に立ち去った。 W杯ではクロアチアとの決勝トーナメント1回戦でPKを外し、悔しい思いをした。大きな舞台を終えて、リーグ戦や欧州リーグの激しい戦いが続く。まずはクラブで定位置をつかみたい。 (オセール時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕競り合うモナコの南野(左)=28日、フランス・オセール(AFP時事)