プロ野球阪神は21日、藤原崇起オーナーが退任し、阪急阪神ホールディングス(HD)社長の杉山健博氏(64)がオーナーに就任したと発表した。藤原氏は会長も退き、阪神電鉄社長で球団取締役の秦雅夫氏(65)が会長となった。杉山新オーナーは東大出身で、1982年に阪急電鉄入社。阪急出身者がオーナーを務めるのは初めてとなる。  杉山新オーナーは大阪市の阪神電鉄本社で記者会見し、「阪急出身ということは意識していない。(秦氏と)2人で力を合わせてタイガースを強くすることがミッション。常に優勝争いができるチームを築いていくことが大切と思っている」と述べた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見で握手する阪神球団の杉山健博新オーナー(右)と藤原崇起前オーナー=21日、大阪市
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 阪神新オーナーに杉山氏=初の阪急出身者―プロ野球