アルゼンチンのメッシにとって偉業尽くしの決勝となった。W杯の1次リーグに加えて、決勝トーナメント1回戦から決勝まで4試合連続で得点を挙げたのは史上初の快挙。通算13得点はフォンテーヌ(フランス)に並び、歴代4位となった。同12得点で「王様」と称されるペレ(ブラジル)を上回った。 通算出場試合数は26に上り、西ドイツ、ドイツで1982~98年に5大会連続で出場したマテウスを抜いて単独最多に。通算出場時間も2314分となり、90年から2002年まで4大会に出たマルディーニ(イタリア)を超えて歴代最長となった。 大会最優秀選手賞(MVP)に輝き、準優勝した14年大会以来、史上初となる2度目の受賞。今大会5度目のマンオブザマッチに選出され、1大会での単独最多となった。 (時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕延長後半、ゴールを決めるアルゼンチンのメッシ(右端)=18日、ルサイル(EPA時事) 〔写真説明〕優勝トロフィーを掲げて喜ぶアルゼンチンのメッシ=18日、ルサイル